インフィニオン、トヨタ自動車広瀬工場から最高位の「品質栄誉賞」を受賞

2018/04/27 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2018年4月27日、ミュンヘン(ドイツ)/東京(日本)

現在、車載エレクトロニクスにおいて品質不良ゼロ(ゼロディフェクト)を達成することは、自動運転などの多くの新機能を実現させる上でも、ますます重要になっています。本日、インフィニオン テクノロジーズは、継続的に優れた製品を供給していることが評価され、トヨタ自動車の広瀬工場から「品質栄誉賞」を受賞しました。ミュンヘンの半導体メーカーであるインフィニオンは、車載ECU(Electronic Control Unit)間のデータ送受信を可能にするCAN(Controller Area Network)トランシーバーをトヨタ自動車の広瀬工場に供給しています。

「インフィニオンの自動車用チップは、車載アプリケーションの厳しい要件を満たすよう、専用に設計されています。また、最新の研究開発を製品に取り入れ、既存の製品や生産プロセスも含めて継続的に向上させています」と、インフィニオンでパワーサプライおよびネットワークIC製品の品質管理を担当しているフランク アウアー(Frank Auer)は述べています。アウアーはインフィニオンの代表として、インフィニオン テクノロジーズ ジャパン、品質マネジメント本部長の高澤正行と、トヨタ自動車広瀬工場で開催された授賞式に同席し、同賞を授与されました。インフィニオンは、複数の製造拠点からウエハおよびパッケージング技術を提供することで、柔軟な供給能力も確保しています。

「日本では、最高の製品信頼性と品質対応力が特に求められます。これは、近年インフィニオンの市場シェアが継続的に拡大している理由でもあります。トヨタ自動車広瀬工場からの品質栄誉賞受賞は、弊社の品質改善活動及び品質対応力の向上に対する意識を一層高めるものと考えております」と、高澤は述べています。インフィニオンは、市場調査会社 Strategy Analyticsの調査によると、日本の大手半導体サプライヤーとして2017年に第5位から4位にランクアップしました。

トヨタ自動車広瀬工場は、一年間の納入実績に基づき、製品のクオリティに関してサプライヤーを表彰しています。自動車には多くのECUが搭載されており、ドライブトレーンの他、安全性や利便性を高める機能を制御しています。インフィニオンは、ECU間で行われるデータの送受信を可能にするCANトランシーバーを同工場に供給しています。

トヨタ自動車広瀬工場からインフィニオンの品質不良ゼロに対して賞が授与されるのは、この度の受賞を含めて10回目となります。4年継続のゼロディフェクトにより、トヨタ自動車広瀬工場のサプライヤーとして過去16年で2度目となる最高位の「品質栄誉賞」が授与されました。

インフィニオンは、過去20年以上、車載アプリケーション向けのネットワークICを開発、製造しており、世界有数のメーカーとして、CAN、CAN-FD、CAN-PT、LIN、FlexRayなど、さまざまな通信プロトコルに対応する標準およびOEM製品の包括的なポートフォリオを提供しています。CAN-FDの最新プロトコルバリアントとして、ISO11898-2:2016に準拠し、毎秒最大5メガビットのデータ伝送が可能なTLE925xトランシーバーの他、TLE9278 Multi-CAN Power-SBCファミリーとして、システムベーシスチップ (SBC) を提供しています。また、AURIX™ファミリーのTC3xxマルチコアマイクロコントローラーは、ISO11898-1:2015に準拠し、最大12のCAN-FDチャンネルを備えています。

インフィニオンの車載半導体およびトランシーバー製品ポートフォリオに関する詳細は、 www.infineon.com/automotiveおよび www.infineon.com/transceiversをご覧ください。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2017会計年度(9月決算)の売上高は71億ユーロ、従業員は世界全体で約3万7,500人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。

日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp 

本社サイト:   http://www.infineon.com (英語)

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