インフィニオンが「ボッシュ グローバルサプライヤーアワード」を受賞

2017年7月13日、ミュンヘン（ドイツ）

独インフィニオンテクノロジーズ（FSE：IFX／OTCQX：IFNNY）は、世界最大の自動車部品メーカー、ロバート ボッシュGmbHから「ボッシュ グローバル サプライヤーアワード」を受賞しました。何千社ものサプライヤーの中から選出されての受賞であり、インフィニオンが同賞を受賞するのはこれが6回目です。 今年に入りインフィニオンの品質が自動車メーカーおよび自動車部品メーカーから認められ、賞を受賞するのは、トヨタ、デンソーに次いでボッシュが3社目となります。

「ボッシュ グローバルサプライヤーアワード」はボッシュ グループが、製品やサービスの製造供給、特に品質、イノベーション、ロジスティックスの分野におけるパフォーマンスで傑出しているサプライヤーに授与している賞です。インフィニオンはボッシュに ドライバー支援システム用 レーダーチップやエンジン制御用 マイクロコントローラ、 ボディーやコンビニエンス向けチップなどを供給しています。

本年の授賞式のテーマは「パートナーズ イン サクセス（Partners in Success、成功を共にするパートナー）」でした。このテーマが掲げられたのは、ボッシュにとってサプライヤーは単なる部品の納入業者にとどまらず、それを大きく超える存在だからです。またサプライヤーは、ボッシュの競争力維持に寄与する、開発とイノベーションにおけるパートナーでもあるからです。ボッシュ取締役会会長のフォルクマル デナー氏（Dr. Volkmar Denner）は、「ネットワークでつながった世界においてパートナーシップの重要性がますます増しています。階層的なバリューチェーンは高付加価値ネットワークに変わりつつあります」と述べています。

インフィニオンのCEO、ラインハルト プロス（Dr. Reinhard Ploss）が表彰式に出席し、賞を受け取りました。プロスCEOは次のようにコメントしています。「インフィニオンは品質と継続性とイノベーションを重視しています。当社の製品はデータのセキュリティが確保された電気自動運転車を成功に導くために役立ちます。私はインフィニオン チームのパフォーマンスに誇りを持っています。」

ボッシュは2年に1度、サプライヤーを表彰しており、今年で15回目となります。2015～16年を対象期間としてボッシュは世界11か国44社の最優秀サプライヤーを表彰しました。インフィニオンはエレクトロクス／エレクトロメカニクス部門で受賞しました。その他には間接材購買、物品再販、イノベーション、メカニクスや原材料部品などの部門があります。現在、ボッシュ グループの購買調達額は売上総額（2016会計年度は731億ユーロ）の約60パーセントにのぼります。その中でも電子機械部品は最大の購買品目となっています。

自動車業界における信頼できるパートナー

世界市場で11％近いマーケットシェアをもつインフィニオンは、自動車エレクトロメカニクス向け半導体のマーケットリーダー2社のうちの1社です。2016年の自動車用半導体市場は総規模が302億米ドルとなっています（出所：Strategy Analytics、2017年4月）。インフィニオンはドライバー支援システムと自動運転、 eモビリティ分野におけるテクノロジーリーダーであり、当社の自動車業界向け製品ラインアップには、 センサや マイクロコントローラ、パワー半導体、 パワーモジュールなどが含まれています。

インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2016会計年度（9月決算）の売上高は65億ユーロ、従業員は世界全体で約3万6,300人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。